中国南方航空がスカイチームを脱退。アライアンスという概念は今後どうなるのか考えてみる。

こんにちは！

ポール(@letitbe01_blog)です。今日は、航空会社の「アライアンス」の今後について話したいと思います。

先日、スカイチームに所属している「中国南方航空」が2019年にスカイチームを脱退することが発表されました。僕も気になっていろいろ調べてみたのですが、中国南方航空に関しては、前から脱退の噂があったそうです。

中国南方航空がアライアンスを脱退したことによって今後はどうなるのか？そして「アライアンス」という概念は今後どうなっていくのか？考えてみましょう。

アライアンスとは？

では、そもそも航空会社のアライアンスとは何でしょうか？分かりやすく言うと、「アライアンス」は世界中の航空会社が集まった、いわゆる同盟みたいな感じです。

世界的に大きなアライアンスは3つあります。

一番加盟数が多いのは、スターアライアンスです。日系の航空会社であればANAが所属しています。

一方で、もう一つの日系の航空会社であるJALは、ワンワールドというアライアンスに加盟しています。

そして、日系で加盟している航空会社はないのですが、スカイチームというアライアンスもあります。こちらに中国南方航空が加盟しているのですが、2019年に脱退します。

中国南方航空がスカイチームを脱退

2018年11月15日に中国南方航空がスカイチーム脱退を表明しました。中国南方航空は、広州を拠点としている中国の航空会社で、中国国内では大手の航空会社です。

僕もこの夏にカンボジアへ訪れたときに利用したので、記憶に新しいです。

どうやら、中国南方航空の脱退は以前から噂されていたようです。その噂が広がる原因となったのは、「アメリカン航空」が中国南方航空に対して出資を行うと表明したことです。

実は、アメリカン航空はワンワールドに所属する航空会社です。ワンワールドに所属している航空会社がスカイチームの航空会社に出資したことから、あれ？と思った人が多かったようです。

もしかしたら、中国南方航空はワンワールドに移籍するのかもしれませんね。これは完全に僕の推測ですが･･･。

私がこう推測するのにも理由があります。中国南方航空は、JALとコードシェアの提携をしているからです。JALもワンワールドなので、話の筋が通ります。

他の航空会社の噂

今回、中国南方航空がスカイチーム脱退するというニュースを聞いて、他にはどんな噂があるのか調べてみました。

キャセイパシフィック航空がワンワールド脱退？

どうやらこういう噂があるらしいです。なぜなら、中国国際航空がキャセイパシフィック航空を買収するというニュースが飛び込んできたからだそうです。

中国国際航空は、スターアライアンス加盟です。過去の事例からいくと、航空会社が買収された場合、買収された側は、買収元のアライアンスに移籍することが多いです。

そのことからこの噂が立ったようです。

2018年現在、キャセイパシフィック航空の脱退報道はないので、単なる噂で終わっているのかもしれません･･･。

アライアンスの今後は？

ここからは僕独自の意見ですが、今後「アライアンス」という概念は薄くなっていくように感じます。それにはいくつかの理由があります。

アライアンスを超えた提携が加速中！

例えばJALはワンワールドなので、通常はワンワールド内の航空会社同士でコードシェア便を組んだり、マイレージの相互提携をしたり、カンター業務を請け負ったりします。

ところが、最近アライアンスを超えた提携が多く発表されています。僕はJAL派なので、JALの事例に沿って見ていきます！

このようにアライアンスを超えた提携の動きが加速しているのです。

それもそのはずです。いま世界中では格安航空会社（LCC）をはじめとする多くの航空会社が誕生しています。

従来の「アライアンス」という縛りに捕らわれていると、確実に流行に乗り遅れてしまうのです。

アライアンスという概念が完全になくなるとは思いませんが、今後は航空会社同士の提携に重きが置かれると思います。

特に、日本はスカイチーム所属の航空会社がいないので、ANAとJALの取り合いになるでしょう。

まとめ

今回は中国南方航空がスカイチームを脱退したということで、僕が思う今後のアライアンスの在り方について書いてみました。

航空会社同士の提携は、飛行機に乗る我々にも恩恵があるので、今後こういった動きが加速することによって、航空業界が盛り上がれば最高だと思います！

他の記事もどうぞ

＞中国南方航空の飛行機レビュー

＞コードシェア便って何？初心者向けに解説。

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