みなさん、こんにちは!
ポール(@letitbe01_blog)です!すでに多くの記事を公開していますが、私は2018年の夏休みを利用してカンボジアへ1人旅に行ってきました!
海外での1人旅の挑戦は今回が初めてで、いろいろ勉強になったことがあります。
今回はそれを「海外お役立ち情報」としてではなく、私の旅ログという感じでお届けします!
第3回は「プノンペンでの1日~カンボジアの歴史を学ぶ~前編~」です!
目次
プノンペンではホテルに滞在
前日まで滞在していた「シェムリアップ」ではゲストハウスに宿泊していましたが、プノンペンではホテルに滞在しました。
ゲストハウスとホテルの滞在の違いを確かめたかったからです。部屋は写真のような感じで、決して広くはありませんがとても清潔です。1泊4,500円ほどのホテルです。
ホテルの方はとても英語が堪能で、シェムリアップでの滞在のことや、プノンペンのことについて少し話しました。フレンドリーな感じで良かったです。
ホテル出発!王宮へ向かうはずが・・・
前日の疲れが溜まっていたせいか、起床したのはなんと8時頃・・・(笑)。まあたまにはこういう日があってもいいでしょうw。朝食付のプランだったので、おいしくホテルのビュッフェをいただきました。
身じたくを済ませて、さあ出発!
滞在しているホテルから王宮を目指します。王宮は、ホテルのほぼ目の前で、歩いて行ける距離です。せっかくなので歩いて行こう!と思っていました。
ところが・・・!
「Hey!! Tuk Tuk???」
ここにもトゥクトゥクいたのか~~~!(笑)
無視しようと思って通り過ぎようとしたのですが、ある人に呼び止められてしまいました(笑)。
「王宮行くんだけど、すぐそこだから大丈夫!」
と言ったのですが、
「王宮はもうすぐ閉まるから、別の場所案内するよ!」
でた!よくあるパターンの勧誘ですw(タイで経験済み)。
このあと観光地紹介の紙を提示されて、1日チャーターしてくれれば行きたいところ連れてってあげるよ!と言われました。値段は30ドル。
ちょっと高いかな・・・。でもせっかくなので若干警戒しながらもお願いしました(笑)。
とりあえず提案されたのは次の場所です。
☑キリングフィールド
☑トゥール・スレン虐殺博物館
プノンペンに関しては、ほぼ下調べをしないで来てしまったので、言われるがまま「キリングフィールド」に向かいます。
プノンペン市内からキリングフィールドまでは結構距離があります。途中の景色も写真に収めたかったのですが、プノンペンはとにかくひったくりが多いそうです。
特にトゥクトゥクはひったくりの対象になりやすいそうなので、スマホは出さないようにしていました。
キリングフィールドに近づいてくると、舗装されていない道路をしばらく走ります。周りはちょっとしたスラム街っぽくなっていて正直恐かったです。
「このトゥクトゥクのおじさん大丈夫かな??」
若干不安になりつつも、無事キリングフィールドに着きました。
キリング・フィールド
キリングフィールドは、ポル・ポト政権下のカンボジアで大量虐殺が行われた刑場跡の俗称である。
wikipediaより引用
ここでは、実際に虐殺された現場や慰霊塔などがあり、案内板を見ながら過去にどんなことが起きていたのか、学ぶことが出来ます。
こちらは「Killing Tree」と呼ばれている木です。看板に英語で書かれていますが、ここは赤ちゃんが頭を打ち付けられて殺されてしまった場所です。
こんな悲しい出来事が起きていたなんて・・・私は恥ずかしながら知りませんでした。
「カンボジアの負の遺産」と呼ばれるものですが、プノンペンに来た人はここで勉強することを強くオススメします。
このような悲しい出来事があったことを知って、それを語り継いでいくことが大切だと強く思いました。
見学を終えて、トゥクトゥクのドライバーと合流しました。ここであることに気づきます。
トゥクトゥクの側面に「Queen Grand Boutique Hotel」って書いてありました。
ホテルの専属ドライバーでした(笑)。心配して損しましたw
安心したところに、子供達の集団がやってきました。
「jvphpfo09383##$)(%!」
よく分からないことをつぶやいていました。
おそらくお金を要求していたのだと思います。近くには貧しそうな家庭が多くあったので、キリングフィールドにやってくる観光客に声を掛けているのだと思います。
私は複雑な気持ちでした。お金をあげてしまってはこの子たちは負の連鎖に陥るだけです。悲しい気持ちになりつつも後を去りました。
—概要まとめ—
名称 | キリング・フィールド
(Killing Fields) (វាលពិឃាត) |
場所 | 地図参照 |
料金 | $3(入場料)
$3(*日本語音声ガイド) |
*音声ガイドは借りた方がいいです。英語の看板があるとはいえ、なかなか解読が難しいと思います。音声ガイドは日本語対応なので、分かりやすいです。
再び移動!
「次は射撃の体験場に連れてってやるよ!」
こう言われました(笑)。
「いやいやこんな悲しい所見た後にそんなことはできないよ」
と言ってお断りしました。日本人はサバゲーみたいなのが好きな人が多いように思いますが、私はあまり好きじゃないです。
なので、次の目的地は「トゥール・スレン虐殺博物館」にしてもらいました。
再びプノンペンの市内の方へ戻ります。
なぜか道の途中で止まりました。すると、
「俺のお昼ご飯を妻が持ってきてくれるからちょっと待って!家はそっちの方なんだよ!」
なるほど!なんか来た道と違うなと思ったら、家に寄るつもりだったんですね(笑)
10分ほどすると家族がやってきました。奥さんと子供2人です!すごいやさしそうな方でした。子供達も笑顔でした。
お昼ご飯を受け取ったら、再び走り出します。
目的地に到着しました。
トゥール・スレン虐殺博物館
S21は、クメール・ルージュ(カンボジア共産党)支配下のカンボジア(民主カンボジア)において設けられていた政治犯収容所の暗号名である。
稼働中は存在そのものが秘密であったため公式名称は無い。現在は地名を取ってトゥール・スレンと呼ばれており、国立のトゥール・スレン虐殺犯罪博物館となっている。
wikipediaより引用
こちらはトゥール・スレン収容所です。稼働中は、医師や有識者など高度な知識をもっている人を中心に収容していたそうです。
なぜなら、高度な知識を持っている人は、政権に対していつ反乱を起こすか分からないからだそうです。
実際に建物の中にも入ることができます。当時の部屋などがそのまま残っていて、写真なども展示されています。過去のあまりにもひどい状況が残されていて、私を含め多くの方がびっくりして声も出ませんでした。
中は写真撮影が禁止されています。なので、実際に訪れた人にしか分からないということです。是非プノンペンに来た際は、自分の目で見て欲しいです。
—概要まとめ—
名称 | トゥール・スレン虐殺博物館
(Tuol Sleng Genocide Museum) |
場所 | 地図参照 |
料金 | $5(入場料、18歳以上)
$3(入場料、10~18歳) 無料(入場料、9歳以下) $3(*日本語音声ガイド) |
*キリングフィールドと同様に日本語の音声ガイドを借りることをオススメします。その方がより深く学べると思います。
お昼ご飯へ!
トゥール・スレン虐殺博物館の見学を終えた時点で14時近くになっていたと思います。
朝出発するのが遅かったので(笑)。
トゥクトゥクドライバーの方にお願いして、リバーサイドのお店に連れて行ってもらうことになりました!
後編に続く・・・。
他の記事もどうぞ
予想以上にこの記事が長くなってしまったので、お昼以降の旅日記は「後編」として別記事にまとめたいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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