みなさん、こんにちは!
ポール(@letitbe01_blog)です!
みなさんは中国に対してどういうイメージを持っていますか?日本でも「中国人のマナーが・・・」とか、「ファーウェイのトップが・・・」とか、連日報道されていますよね(笑)。
なにかと話題になる中国ですが、年々進化を遂げているのは確かです。なぜ、僕がこう言い張れるかというと、僕は幼少期から中国の姿を見ているからです。
1998年生まれの僕ですが、母親が中国人ということもあり、年に1度のペースで中国の上海を訪れています。
この記事では、僕がこの目でみた上海の発展ぶりを写真を交えながら、見ていきたいと思います!
目次
高層ビル群から見る上海の発展
上海の高層ビル群とは?
上海の地理を語る上でまず重要なのが、黄浦江(こうほこう)です。この川をはさんで東側にあるのが高層ビル群です。一方で西側には外灘(バンド)があります。
80~90年代から着々と開発が進み、現在も開発は続いています。このエリアは外国人観光客はもちろん、中国国内の旅行客も多いです。
それでは、上海高層ビル群を語る上で注目すべき3つの建物を紹介します。
上海東方明珠電視塔
「東方明珠電視塔」は上海にあるテレビ塔です。なので、単に「上海テレビ塔」と呼んだりもします。高さは、467.9mで建設当時はアジア1位。
ちなみに、丸くなっている部分に展望台があります。1994年に完成したので、僕が生まれる前からあります。
上海ワールドフィナンシャルセンター
上海ワールドフィナンシャルセンターは、2008年に完成した商業施設やオフィスが入っているビルです。なんと、このビルは日本の「森ビル」が建設しました。
高さは492m。展望台は474mのところにあって、僕も上ったことがあります。
このビルは商業ビルなので、どんな企業が入っているのか調べてみたのですが、79階~93階は「パークハイアット上海」というホテルらしいです!こんな所に泊まって見たいですね!
予約サイトで調べてみると、一泊30,000円程度。やはりお値段は高いですが、ちょっと手を伸ばせば利用できそうです!
ちなみに日本企業のオフィスも入っているようです。
上海中心(上海タワー)
次に紹介するのは、上海タワーです。いままで紹介した2つよりも新しく、2014年に完成したものです。高さは632mなので、東京スカイツリーとほぼ変わらないですね!
螺旋状にねじれながらデザインされているのが特徴的です。
ちなみに、中国では一番高いビルとなっています。僕も2016年に上りました。いまだに東京スカイツリーには上ったことがないのですが・・・(笑)。
用途は上海ワールドフィナンシャルセンターと同じで、商業施設やホテル、オフィスが入っています。
それでは、実際にこれらが建設されていく様子を写真で追っていきましょう。
12年前の様子(2006)
12年前の上海の姿がこちらです!
【撮影:2006】
まだ多くのビルにクレーンが乗った状態であるのが分かると思います。1994年に完成した「東方明珠電視塔」は営業しています。
この時点で「上海ワールドフィナンシャルセンター」は建設中。「上海タワー」の面影はありません(笑)。ちなみに、このとき僕は8歳です。
展望台から見ると新地が多いことがよく分かります。正直僕はあまり覚えていないのですが、こんな時代もあったんですね。
10年前の様子(2008)
2006年から2年後・・・。「上海ワールドフィナンシャルセンター」が見えてきました。
【撮影:2008】
いままで上海高層ビル群の主役であった「東方明珠電視塔」を追い越し、「上海ワールドフィナンシャルセンター」が大きく目立っています。
ちなみに僕はこの時点で10歳。ここら辺から記憶はしっかりあります。なので、上海ワールドフィナンシャルセンターの展望台から見た景色はいまでも覚えています。
6年前の様子(2012)
【撮影:2012】
だいぶ現在の姿に近づいてきました。しかし、まだ一部のビルにクレーンが見えます。
そう、まだ「上海タワー」の面影がありません(笑)。ちなみにネットで調べたところ、2012年時点で上海センターは300mまで到達しているそうです。
おそらく高さが足りず、この写真では他のビルに埋もれているのだと思います。
現在の上海高層ビル群(2018)
【撮影:2018】
はい、これが上海の現在の姿です。
田舎者なので、毎回ここに立つと「すげ~」ってなります(笑)。
中国に行ったことがない方は、こんな姿は想像できなかったのではないでしょうか?中国の上海に関しては、もうここまで来ているのです!
街も以前よりだいぶ綺麗になり、先進国と変わらない風景になってきました。その分、土地の値段も跳ね上がっています。
なお、上海はいまも都市開発を続けています。例えば、中心部に近い古い住宅街を解体して区画整理し、新しい商業エリアを作っています。
番外編:日本企業の広告が消えた?
【撮影:2006】
この写真は、どこの展望台から撮ったのか覚えていないのですが、上海の町並みを上層階から見たものです。写真には、「EPSON」「TDK」「CASIO」「KYOCERA」など日本企業の看板のオンパレードです。かなり宣伝効果があるのではないでしょうか?
【撮影:2016】
ところが、その10年後。看板が姿を消していました。日本企業の看板以外も撤退しているようです。広告の値段が上がったから撤退したのか、単に禁止されたのかは分かりません。
まとめ:上海はここまで来ている!
いかがでしたでしょうか?中国の経済の中心である上海は、いまもなお進化を遂げています。
是非、実際に訪れてこの景色を見て欲しいです。そして、この記事内で紹介した「上海ワールドフィナンシャルセンター」や「上海センター」は登頂することができるので、訪れた際は展望台からの景色もオススメです。
今回は「高層ビル群」を視点に見てみました。次は、「公共交通機関からみる上海の進化」をお届けしようと思っています!お楽しみに!
好評であれば、シリーズ化したいと思っています!
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最後までご覧頂きありがとうございました。
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