この記事は2020.4.15に公開していますが、現在、全世界に対して新型コロナウイルス拡大による渡航制限が出ています。最新の情報にご注意ください。
また、この記事はいま旅行にいくことを勧めているものではなく、あくまでも過去の記録として楽しんでいただけると幸いです。
日本から近いようで遠い存在である「ロシア」ですが、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか??
- プーチン大統領
- マトリョーシカ
- シベリア
- 「おそロシア」という単語・・・(笑)
こんな感じでしょうか?
知っているようであまり知らない「未知の国」という印象が僕にはありました。
そんな僕ですが、先日ロシア・モスクワへ行ってまいりました!
モスクワを訪れるにはビザが必要ということもあり、行ったことがある人は少ないと思います。そのため、ネットの情報も他の国に比べると少ないです。
しかし、2021年から電子ビザで入国できるようになるという情報があり、これから注目されていくのは間違いないです!!
もし、「これからモスクワへ行くよ!」という人がいればこの記事を読んでください!!
僕が実体験から得た観光情報やオススメモデルコースを提案します!
✓ モスクワへの行き方&事前準備
✓ モスクワの観光情報
✓ モスクワの観光モデルコース
✓ その他注意点など。
未知でワクワクする都市、「モスクワ」の魅力を知っていただければ幸いです!(^^)
目次
ロシア・モスクワの基本情報まとめ
モスクワへのアクセス【直行便あり!】
日本~モスクワ間は直行便があるので、乗り継ぎなしで直接行くことができます。
2020年からは、便数がさらに拡充されました!!路線は以下の通りです。
- 東京(羽田)=モスクワ(ドモジェドヴォ):ANA(新規)
- 東京(羽田)=モスクワ(シェレメチェボ):JAL(新規*)
- 関西=モスクワ(シェレメチェボ):アエロフロート(新規)
*羽田線就航後、成田線は運休。
日系のエアライン2社が就航していると、海外にあまり慣れていない人でも安心できますね!
ちなみに僕はJALを利用してモスクワまで行きました。そのときのレポートは別記事で紹介しています(^_^)
JAL国際線でモスクワへ!座席の様子や機内食などを徹底レビュー!
事前にビザ申請が必須です
ロシアへ行くにはビザの申請が必要となります。これがちょっと大変です・・・。2021年にビザ緩和するという話もありますが、現状はまだ必要です。
ウラジオストクなど極東ロシアではインターネットで申請できる「電子ビザ」が認められています。
しかし、モスクワへ行く場合は、大使館へ直接出向くか、旅行会社を経由してビザを取得しないといけません・・・。
時間がある方は、ロシア大使館へ行き自分で取得することをオススメします。旅行会社経由だと、手数料が取られてしまいますので。
東京にあるロシア大使館へ行く場合は、予約が必須なので別記事も参考にしてください!
モスクワの観光情報&モデルコース
絶対に押さえたい必須スポット
まず、モスクワへ行ったら必ず見ないと損!というスポット3選から紹介します(^^)
- 赤の広場とクレムリン
- グム百貨店
- 救世主キリスト聖堂
赤の広場とクレムリン
「ロシア・モスクワ」といえば、誰しもが思い浮かべる場所がココだと思います!
「赤」はソビエト連邦の社会主義に起因するものではなく、元々ロシア語では「美しい」という意味もあり、広場の名前は本来「美しい広場」というものであった。
*Wikipediaより
僕は、飛行機で到着したその日のうちに足を運んで、ライトアップされた「赤の広場」を堪能しましたよ~!
ロシアはタマネギ型の教会がポイントで、上の写真の「聖ワシリイ大聖堂」は有名な大聖堂の1つです。
赤の広場のすぐ近くにある「クレムリン」は、現在でもロシアの大統領府がある場所ですが、昼間はチケットを買えば、内部を回ることができます!
クレムリンへ入るチケット売り場は、かなり混雑しています。なので、見学自由な赤の広場をみる前に、早めにチケットを購入することをオススメします!
また、クレムリンの内部に「武器庫」と呼ばれるお宝が展示されている博物館のような所もありますが、こちらは入場時間が指定されている別チケットが必要です。興味がある方は、どうぞ!
グム百貨店
赤の広場のすぐ横にある、巨大なショッピングセンターです。ソビエト時代は国営の百貨店だったそうですが、いまは民営化されています。
中には高級ブランド店が立ち並んでいます。ですが、カジュアルな飲食店などもあるので、気軽に楽しみながら過ごせます!
1階ではアイスを売っているお店もあります!僕が行ったときは1個100ルーブルでした。
救世主キリスト聖堂
遠くからもかなり目立つ建物が「救世主キリスト聖堂」です。クレムリンから徒歩圏内です!
全世界にある正教会の大聖堂の中で最も高いそうです(Wikipedia情報)。やはりこれもタマネギ型ですね!
あまり歴史に詳しくない僕ですが、中はものすごい迫力でした。おそらく、世界史を勉強した人が実物を見るともっと感動するのでしょね・・・。
最短1日で巡れる観光モデルコース
上記で紹介した、絶対訪れるべき「マストスポット」を含めた観光モデルコースを紹介します!!
最短1日で回れるコースで、モスクワ観光にあまり時間を掛けることができない人でも満喫できるようなプランです!逆に長めに滞在する人は、適宜スポットを追加して楽しんでください★
午前:滞在先→(地下鉄)→クレムリン→赤の広場→グム百貨店(昼食)
午後:(徒歩移動)→救世主キリスト聖堂→トレチャコフ美術館
夜:赤の広場でライトアップを見る→夕食→滞在先
しかし、これ通りに回ると1つの滞在時間が短くなってしまうので、2日以上滞在する人は分割した方がゆっくり回ることができます。
- クレムリン・・・やはり混むので、早めに行った方がいいと思います。チケットをやっと購入できても、入場口でまた渋滞です(笑)。荷物検査があるので、どうしても列になってしまうようです。中に入れば広いので、人は散らばっていきます。
*武器庫などにも行く人は、多めに時間を取る必要があります。
**目安:チケット購入時間も含めて2~3時間** - 赤の広場・・・かなり広いです。写真を撮りながら楽しみましょう。
**目安:写真撮影、見学などで1時間** - グム百貨店・・・ここで昼食をとりましょう!オススメのお店は「Stolovaya No.57」です。
*この下で詳しく紹介します!!
**目安:混んでいる可能性もあるので、1時間** - 救世主キリスト聖堂・・・中に入ることもできます。お祈りしている人もかなりいらっしゃるので、節度ある行動が必要です。近くでモスクワ川を眺めることもできます!
**目安:1時間あれば十分です** - トレチャコフ美術館・・・モスクワで有名な美術館です。全部見ようとすると数時間かかります。逆にあまり美術に興味のない人は退屈してしまうかもしれません・・・。その場合は、ここをカットして、お土産探しの時間にした方がいいかも。
**目安:僕の場合約2時間(芸術にはあまり詳しくない)** - 夜の赤の広場・・・ライトアップされているので、昼間とはまた印象が違います!是非、ライトアップした赤の広場とグム百貨店を見てみましょう!
少し離れた道には、お土産屋さんなども立ち並んでいるので、そこを回るのもオススメです。
**目安:写真撮影、お土産なども見て1~2時間?** - つまり、移動時間やお土産を見ている時間をしっかり考慮すると、最大11時間ぐらいです。朝から夜まで動きっぱなしになるので、疲れてしまった場合は翌日に行くなど、工夫してみてください!
グム百貨店内にあるレストラン「Stolovaya No.57」
グム百貨店内にある、「Stolovaya No.57」というレストランは、ショーケースにある食べ物から好きな物を選んで、レジで会計するというスタイルです。
お手頃な価格で好きな物を選んで食べられるので、非常にオススメです!!
こんな感じで僕も利用しました!お昼のピーク時間から少しずらしたので、席はすぐ見つかりました。
✓名称:Stolovaya No.57(Столовая 57)
✓概要:レストラン
✓場所:グム百貨店内
トレチャコフ美術館
ロシアといえば、芸術というイメージが個人的にはあります。モスクワでは、「トレチャコフ美術館」が有名です!
かなり作品の数が多く、僕の場合は2時間ぐらい滞在していたと思います。
ネットで、「トレチャコフ美術館 見どころ」と検索すると、絶対見ておきたい作品などが紹介されているので、行く前にチェックしておけば、もっと楽しめるかもしれません!
夕方に行きましたが、小学生ぐらいの子供達が先生の話を聞きながら鑑賞していました。学習の一環でしょうか!
✓名称:トレチャコフ美術館(Государственная Третьяковская галерея)
✓概要:美術館
✓入場料:500ルーブル(2019年当時)
赤の広場近くのお店(お土産購入できます!)
赤の広場からすぐ近くの道に入ると、お店が並んだ通りがあります。クリスマスみたいな雰囲気を出している所です(笑)。
ここに「お土産屋」や「レストラン」がたくさんあるので、赤の広場に来たついでに買い物もできます!
グム百貨店内のお店は割高なので、少しカジュアルなものを買いたい場合に最適だと思います!
✓名称:Nikolskaya St.
✓概要:お土産などを買える
✓場所:赤の広場、グム百貨店のすぐ近く
地下鉄も、もはや観光スポット!!
モスクワの主要な公共交通機関は、「地下鉄」です。観光客も気軽に利用することができます。駅の目印は「M」というマークです!
地下鉄の入り口なのに、かなりオシャレで、これ自体が観光スポットかもしれません(笑)!
中に入ると、券売機があるので、ここで切符を購入します。料金は距離制ではなく、「1回乗車」のようなカウントです。
「English」に設定できるので、すぐ分かると思います。クレジット決済可です!現金払いの場合は、少額の紙幣の方がスムーズです。
改札を通ると、エスカレーターでかなり深いところまで進んでいきます。手すりにつかまっていないと恐いレベルです(笑)。
電車は1~2分ペースでどんどん来るので、焦らずゆっくり行きましょう!
駅ホームもかなりオシャレです!ただ、英語の案内がないので、間違えて乗車しないように気をつけましょう。分からない場合は、メトロのスタッフに聞いた方が早いです。
「M」のマークが入った服を着たおばさんに聞いたら笑顔で教えてくれました!
モスクワでの注意点や治安などは?
英語が通じない!?→観光地ではOK
事前情報では、「英語」が全然通じないという感じでしたが、実際は思っていたよりも通じたなという印象です!
- アプリで呼んだタクシードライバー・・・△(簡単な単語はOK)
- ホテルのレセプション・・・○(全く問題なし)
- 観光地でのチケット窓口・・・○(問題なく通じる)
- 地下鉄のスタッフ・・・○(乗る電車を教えてくれた)
(*英語では対応できないというスタッフもいた)
- レストラン・・・△(英語が苦手そうなスタッフもいた)
僕のイメージはこんな感じです。観光客を扱うのに慣れている場所では、ほぼ問題ないように思います。そもそも僕も英語が堪能というわけではないので(笑)。
ただ、看板などに英語が書かれていないという場面は多いです。そんなときは、スマホのカメラで写すと翻訳してくれる「Google翻訳」アプリがオススメです(笑)。
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治安は概ね良好
治安ですが、滞在中「悪い」と感じたことはありませんでした。夜22時ぐらいまで出かけていましたが、問題ありませんでした。
ただ、スリに気をつける、一人で出歩かない、危険だと思ったらすぐに立ち去るなど、最低限の自己防衛は怠らない方がよいでしょう!
最新の情報は、外務省の海外安全ホームページを確認ください。
パスポートは必ず携帯しよう
ロシアでは、外国人に対してパスポートの携帯を義務付けていて、警官が提示要求をした場合は、いつでも提示できるようにする必要があります。
ホテルに置き忘れることのないよう、気をつけましょう!
まとめ
日本人からすると、ロシアは未知の国というイメージですよね。
モスクワ訪問のためにビザを取得するなど、事前に準備することが多く大変でしたが、とても楽しい場所でした。
ロシアの方は、一見恐そうな顔をしていますが、分からないことがあって話しかけてみると、気さくに教えてくださったり、助けてもらう場面もありました。
ビザを撤廃するという話も出ているので、モスクワへ行く日本人が増えてくれると嬉しいな~と思います!
モスクワへ行かれる際は、この観光モデルコースを参考にしてみてください~!
ロシアに関する記事は、他にも書いているので是非ご覧下さい~!
▶ロシアビザを自力で取得する場合は大使館へ!
▶成田~モスクワJAL直行便レビュー
▶ルーブルに交換するときにお得な方法は?
▶タクシー配車アプリYandexを使ってみたレビュー
この記事は2020.4.15に公開していますが、現在、全世界に対して新型コロナウイルス拡大による渡航制限が出ています。最新の情報にご注意ください。
また、この記事はいま旅行にいくことを勧めているものではなく、あくまでも過去の記録として楽しんでいただけると幸いです。
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